東京都老人総合研究所・介護予防緊急対策室 室長 大渕 修一氏が考案した「CGT:包括的高齢者運動トレーニング」
では、運動機能の向上による「支援」、「介護」なしでの自立を目的としており、それにより意欲の増加や積極性の向上
など、心理面での効果も期待できます。
虚弱高齢者や要介護高齢者の身体機能を高め、要介護に陥ることを防ぎ、生き生きとした生活を維持していただくこと
を目的としています。包括的高齢者運動トレーニングは下記の特徴を持っています。
身体機能維持を目的としたトレーニングでは、虚弱な高齢者は、いつまでたっても虚弱なままです。適切な運動負荷をかけた運動トレーニングで身体機能の向上を目指し、体力の予備能力をたくわえなければ自立につながりません。最近の研究では、虚弱な高齢者であっても、積極的な運動トレーニングを行なうことによって身体機能が向上することが明らかとなっています。
年をとるにつれて運動機能は低下しますが、体力の要素が独立して低下することはまれです。ですから、全般的な体力を向上させるためには、筋力とともに持久力や柔軟性、バランス能力など諸要素を包括的にトレーニングすることが重要です。
普段あまり自分で運動されない高齢者は、筋骨格系の痛みや慢性疾患を抱えている場合が多いため、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師と運動指導スタッフとが協同してトレーニングにあたることが大事です。
これによって今まで積極的な運動の適応とならなかった普段あまり自分で運動されない高齢者まで対象の幅を広げることができます。
週に2回、1回90分の運動トレーニングを3ヶ月行います。3ヶ月を3期(コンディショニング期・筋力増強期・機能的トレーニング期)に分けます。また一人ひとりに最適な可動域や負荷量を選ぶことなど個別の目標を立て、その目標をクリアすることによって高齢者の意欲を維持させることも大事です。3ヶ月のトレーニングのあとは、自立した健康増進活動へとつなげます。
ご利用者様それぞれの目的をきちんとお聞きした上で柔道整復師の目線から運動メニューを作成します。
それぞれの個別プログラムがあるから、運動を頑張りたい方から周囲とのコミュニケーションを取りながら楽しく運動したい方まで幅広くご利用いただけます。
ウォーターローラー、メドマー、足湯等リラクゼーション機器がたくさん揃っております。癒しと安らぎのある空間で心と身体の調子を整えることができるリラクゼーションリハビリをご体感ください。
筋力トレーニングだけでは、苦痛に感じてしまい継続できませんが、カラオケ、脳トレ等のレクリエーションを用意し、ご利用者様が楽しみながら、無理なくリハビリを行えるデイサービスになっております。
介護保険を適用した短時間(3時間15分)の機能訓練型デイサービスですので、1日かかる長時間デイサービスに行くのはちょっとしんどい、疲れるという方にはおすすめです。
マシントレーニング(油圧式)、リズム体操を中心に、身体を動かす事に主眼をおき、バランスボール・チューブトレーニング・歩行訓練などを柔道整復師がご利用者様に合った訓練を選び行なっています。マシントレーニングにより通常より軽い負荷で身体に無理なく運動ができます。十分な水分補給と休息をとりながら、ご利用者様に合わせたペースで進めていきます。
それぞれに合ったトレーニングを行うので、効率よく運動することが可能です。
少人数制なので個人個人を大切にした指導を行うことができ、楽しくアットホームな雰囲気を大切にしながら指導を行なっています。
運動メニュー等は個人指導を行いますが、同じ目標を持った利用者様が同様に施設をご利用いただいているため休憩時間等にスタッフだけでなく他の利用者様とのコミュニケーションをとることも可能です。
一人では挫折してしまいがちな機能訓練ですが、「一緒に頑張るお仲間がいるから頑張れる!」「同じ年代の方とお話しをする機会が減っているから、ここに来ると楽しい!」とご利用者様からも大変ご好評いただいております。
「利用対象者・ご利用料金」などの詳細はこちらをご覧下さい